東海道新幹線が計画運休するなどの影響で混雑するJR東京駅の切符売り場=31日午前

 台風10号の接近に伴う静岡県などでの大雨の影響で、東海道新幹線は9月1日以降も、計画運休の区間が出ることになり、乱れが続く。9月1日は三島―名古屋間で終日運休が決定。東京―三島間は始発から当面、運転を見合わせる。名古屋―新大阪間は大幅に本数を減らして運転する。2日も計画運休や長時間の運転見合わせ、3日も天候次第で一部の運休や長時間見合わせの可能性がそれぞれあるとしている。  山陽新幹線は8月31日と9月1日のいずれも新大阪―博多間で本数を減らす。JR東海は、東海道新幹線の沿線では大雨や強風が予想され、運転を始めても見合わせとなる場合があるとして、予定の変更などを検討するよう呼びかけている。  8月31日は三島―名古屋間が終日、運休した。東京―三島間は始発から見合わせ、正午ごろから運転したが、終電は繰り上げ、上り下りとも午後7時台に出発する列車を最後に運休。名古屋―新大阪間は始発から運転したが、午前中に岐阜羽島―米原間で雨量が規制値に達するなど混乱した。


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