今回の台風10号による雨で、取水制限が検討されていた大分県中津市の耶馬渓ダムは一気に貯水量が回復し、節水の呼びかけが解消されました。

耶馬渓ダムは梅雨明け以降の雨不足で貯水率が低下し、中津市が2年ぶりに節水を呼びかけ、取水制限の可能性も出ていました。国交省山国川河川事務所のリアルタイムデータでは、貯水率は今月28日の夜に39.8パーセントまで低下しましたが、台風の接近に伴う雨で29日未明から一気に回復、5時間で70パーセント台に達しました。

その後放流量を増やして対応し、雨が収まってからは100パーセントを目指して調整、31日午後5時現在では94.8パーセントとなっています。貯水量の回復を受けて中津市は節水の呼びかけを事実上解消しています。

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