大阪維新の会の吉村洋文代表が「完敗。負けに不思議の負けなし」とした現職の市長が敗れた大阪府の箕面市長選から約1週間。維新が、活動を見直す検証チームを8月31日に立ち上げることを明らかにしました。

 8月25日に行われた箕面市長選で、大阪維新の会公認の上島一彦前市長(66)が、無所属で元自民党大阪府議の原田亮市長(38)に約1万4000票の大差で敗れ、維新結党以来、大阪府下の市長選で現職が初めて敗れました。

 大阪維新の会の横山英幸幹事長はこの結果を受け、日頃の活動の見直しや広報戦略を検討する「検証チーム」を31日に立ち上げることを明らかにしました。

 (大阪維新の会 横山英幸幹事長)「有権者が求める大阪の改革政党のイメージをどう打ち出せるのかということになる。改革政党のイメージがなくなると、大阪維新の会の存在意義が問われる重要な時期だと思う。しんどいなと思う改革提案も受け入れていきたい」

 チームは角谷庄一大阪府議をトップとし、法律の知識や広報戦略に長けた外部の専門家も入れる方針で、有権者が維新に対して持つ課題や期待を調査するということです。

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