自民党の加藤勝信元官房長官は総裁選の立候補に必要な推薦人20人の確保に向け、「最終確認している段階だ」として、近く出馬の判断をする見通しであることが分かりました。

加藤勝信 元官房長官
「現状目処が立ったと断じうる状況ではありませんが、それに向けて着実に近づいてきているというふうに思っています」

加藤氏は8月16日に総裁選への出馬をめざす考えを表明してから、推薦人の確保に向け、森山総務会長ら複数の党内の有力者と面会を重ねてきました。

また、29日夜も自身に近い議員らと会合を開いていて、連日、出馬に向けた打ち合わせを行うなど準備を加速しています。

関係者によると、加藤氏は地元・岡山県選出の衆参の議員や自身が所属する茂木派の議員らのほか、派閥横断的に推薦人を集めているということで、20人の推薦人の確保に向け、「最終確認している段階だ」としています。

出馬会見についても日程を調整していて、ある関係者は「スタートが遅かったので会見は9月9日の週になるだろう」と話し、政策発表と同時になるとの見通しを示しています。

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