和歌山県の町村会は、自民党・二階俊博元幹事長の三男・伸康氏(46)に、次の衆院選で和歌山2区から出馬するよう要請しました。

 和歌山3区選出の二階元幹事長は今年3月、自民党の裏金問題をめぐって次の衆院選に出馬しないことを表明。区割り変更後の新2区で誰が出馬するかが焦点になっていました。

 4月24日、和歌山県内に21ある町と村でつくる和歌山県町村会が、二階元幹事長の三男・伸康氏に対し、新2区から出馬するよう要請しました。町村会は年齢が若いことや二階元幹事長の秘書としての経験を踏まえたとしています。

 (二階元幹事長の三男・伸康氏)「(町村会から)全会一致で出馬要請をいただいたということは、本当に重く重く受け止めなければならないと考えています」

 伸康氏は出馬について、関係者らと相談しながら考えたいとしています。

 新・和歌山2区ではこれまでに、元県議で共産党の楠本文郎さんが立候補を表明しています。

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