4月23日に清水寺近くの産寧坂で桜の木が倒れ男性が重傷を負った事故で、警察は過失傷害の疑いもあるとみて、桜が生えていた土地を管理する会社から話を聞いています。

 警察などによりますと、23日午前、京都市東山区の清水寺近くにある産寧坂で、飲食店の敷地に生えていた桜の木が根本から折れて倒れ、歩いていた三重県の高校教師の男性(62)が下敷きになりました。男性は肩など4か所の骨を折り全治数か月の重傷です。

 倒れた桜の木は、直径約40cm、高さ約9mの100年ほど前からあるしだれ桜でした。

 桜の木が生えていた土地を管理しているのは、東京都内の会社とみられ、警察は過失傷害の疑いもあるとみて担当者から話を聞くなどして、管理が適切に行われていたかどうかを調べています。

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