立山町は30日、小学校の教師用教科書及び指導書1591冊分の購入について、町議会の議決が必要だったにもかかわらず、議決なしで購入していたと発表しました。

立山町によりますと、条例によって購入額が1000万円以上を超える場合は議決が必要ですが、1816万5075円の今年度分の教師用教科書と指導者合わせて1591冊分を議決を経ずに購入していたということです。

理由について町は、教師用教科書と指導書を議決の対象となる「動産」とは認識していなかったことなどをあげています。

立山町は町議会9月定例会で、購入した分の契約を追認する議案を提出するということです。

今回の件を受けて町は、予定価格1000万円以上の「動産」の取得を調査しましたが、本件の他に問題はなかったということです。

立山町は「二度とこのような事態が生じないよう、適正な事務処理手順の徹底など、再発防止対策を講じてまります」とコメントしています。

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