知人の男性とトラブルになっていた人物の個人情報をこの男性に漏らしたとして起訴された埼玉県警の巡査部長について、埼玉県警は停職6か月の懲戒処分としました。

埼玉県警秩父署・地域課に勤務する巡査部長の田中晋作被告(58)はおととし6月、知人の40代の男性と金銭トラブルになっていた人物の犯罪経歴など個人情報を不正に入手し、この男性に電話で漏らした罪に問われています。

田中容疑者は去年7月にも、別の知人男性に第三者の個人情報を漏らした疑いで逮捕されています。

警察はきょう付で、田中被告を停職6か月の懲戒処分としました。

田中被告は「自分には借金があり、知人から金を借りたくて、依頼に応じた」と話しているということで、埼玉県警の三浦孝一首席監察官は「県民の信頼を大きく損ねる行為であり、深くお詫びする。職員に対する指導教養を徹底し、信頼回復に努める」とコメントしています。

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