台風10号は各地を暴風域に巻き込みながらこのあと九州北部を横断する見込みです。

福岡・佐賀では29日、交通や学校、経済活動など、様々なところで影響が出ています。29日午前8時ごろ鹿児島県薩摩川内市付近に上陸した台風10号は、九州の広い地域を暴風域に巻き込みながら北上。

影響は福岡県・佐賀県にも。

福岡県添田町にある道の駅は臨時休業を決めました。

RKB 土橋奏太記者「午前9時すぎの西鉄天神駅です。これから順次運転を見合わせということで改札へ駆け込む利用客の姿が見られます」

女性「困ります」

一方、福岡空港では、便を変更する人の姿もありました。

RKB 浅上旺太郎記者「北九州市は午前中から時折体が持っていかれそうな程の風が吹いています。こちらの小学校は臨時休校となっていて静かな平日を迎えています」

午後1時、福岡県は災害対策本部を設置しました。

服部誠太郎 知事「早めの避難を。空振り恐れずに」

福岡・佐賀県内の各地に警戒レベル4の避難指示が出ました。

福岡管区気象台は「台風に伴う大雨により、広い範囲で災害の危険度が高くなっている」として、引き続き厳重な警戒を続けるよう呼びかけています。

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