原子力発電について新潟県 柏崎市と東京の大学生が議論しました。
電力の「生産地」と「消費地」、異なる立場の学生たちが交わした意見とは?

研修会は柏崎市のNPO法人が開催したもので、今年で20年目となります。

電力の「生産地」にある新潟工科大学と、「消費地」にある東京都市大学の学生とが参加。

「あなたの住んでいるまちに処分場が来るとしたら」というテーマで、使用済み核燃料の最終処分場について議論しました。

「労働生産人口が増える」

「風評被害で観光客が減ったというのがあったのでその恐れがあるんじゃないか」

処分場を誘致する自治体のトップや住民などさまざまな人の立場で考え、意見を出し合います。

【東京都市大の学生(18)】
「いろいろな考えがあるなと思ったので、賛成する、反対するは置いておいて、一回受け入れる。自分の中に落とし込んで考えてみるということを大切にしていきたいと思いました」

【新潟工科大の学生(22)】
「これまでは原子力について自分も無関心側だった。ここで初めて考える機会を得たので、これから考え続けたいなと思います」

学生たちは研修の内容をまとめ、来月に東京で発表するということです。

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