非常に強い台風10号は過去最強クラスの勢力のまま29日にかけ九州に接近し、その後上陸するおそれがあります。

長野県内へは、今のところ9月1日ごろに最も接近する見通しで、農家は果樹の収穫を急ぐなど対応に追われています。

非常に強い台風10号は、28日の午後5時には、屋久島の西南西およそ40キロをゆっくりした速さで北へ進んでいて、29日にけて九州に接近し、その後、上陸するおそれがあります。

中心の気圧は935ヘクトパスカルと過去最強クラスで、県内には今のところ1日の日曜日ごろに最接近する見通しです。

県内は湿った空気の影響を受け、28日の夜遅くにかけて雷を伴った激しい雨の降るところがある見込みです。

29日もこの影響は続き、29日の午後6時までに予想される雨の量は、いずれも多いところで北部と中部で60ミリ、南部で80ミリとなっています。

気象台は警報級の大雨になる可能性もあるとして土砂災害などに注意を呼びかけています。

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