青森県つがる市の国内最大級の風力発電施設「ウィンドファームつがる」で、地元の農家と連携して実証実験中のメロンの水耕栽培の様子が公開されました。

つがる市柏にある「ガラス温室」で、収穫間近の直径15cm程のメロンがたわわに実ってます。

このメロンは、一般家庭9万世帯分の電力を担う国内最大級の陸上風力発電所「ウィンドファームつがる」が地元農家と連携して行っている実証実験です。

発電した全ての電力を東北電力に販売して、その収益の一部をつがる市が取り組んでいる水耕栽培メロンの振興に役立てています。

温室では、養分の入った18の水槽で1株当たり30個を収穫し、年間1500~1600個を収穫するということです。

ウィンドファームつがる 齋藤喜三男所長
「私たちの風力事業は、農地を借りて事業を行っているのでお世話になっている農家に恩返ししたいという気持ちから農業振興に努めている」

つがる市では、水耕栽培メロンの就農者を獲得するため実証試験を重ね農業の活性化を図りたいとしています。

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