青森県鰺ケ沢町の水田で県産米の「青天の霹靂」と「はれわたり」の生育状況を確認する現地巡回が行われ、登熟が進んでいることから県は適期刈り取りを呼び掛けました。

27日は西北地方の生産指導を行うプロジェクトチームが鰺ヶ沢町日照田の水田を訪れ、登熟期を迎えた「青天の霹靂」と「はれわたり」の生育状況を確認しました。

これによると、刈り取りができる状態となる目安は「青天の霹靂」が9月3日、「はれわたり」は9月6日と平年並みの日程を示しました。

コメの生産者 橋本慶毅さん
「去年の暑さとは違う。これくらいの暑さは、いい年もある。水も豊富にあるので水管理を徹底してきた」

県農業普及振興室 對馬和明室長
「それぞれの地域の状況に合わせて刈り取りが遅れないように準備を進めて、作業に入って欲しい」

「青天の霹靂」は去年産米の食味ランキングで初めて「特A」を逃していて、県は特A復活に向けて刈り遅れによる胴割れ米の発生防止や良い食味を維持するため、生産者への情報提供や指導を行うことにしています。

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