2018年から約3年半にわたって、静岡県富士市の宗教法人の口座から現金約300万円を着服し横領した疑いで、法人の会計担当をしていた60代の男が8月27日逮捕されました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、富士市川成島に住む配達員の男(69)です。

警察によりますと、男は富士市宮島の神社を管理する宗教法人の会計担当をしていて、2018年9月上旬から2020年4月下旬にかけて、複数回にわたり、法人の口座から現金約300万円を着服、横領した疑いが持たれています。

法人関係者が、口座を確認したことで横領に気づき、男に返金を求めましたが応じなかったため、2023年12月に「300万円が口座からおろされた」などと警察に相談し、事件が発覚しました。

男は、資金を横領した疑いが浮上したことを受け、2023年の3月末で法人を辞めているということです。

警察は、男が容疑を認めているかどうかを明らかにしていませんが、横領したお金を生活費に使っていたとみて、詳しい状況を調べています。

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