福島県双葉町に工場がある浅野撚糸が新たな技術を用いた糸を開発し、26日、新商品のタオルを発表しました。その特徴は「柔らかさ」と「優れた耐久性」です。

水津邦治アナウンサー「こちらが今回開発された糸で作られたタオルです。とにかく肌触りが柔らかいです」

今回発表されたタオル、その名も「わたのはな」。綿のような柔らかさと膨らみ、それに丈夫な耐久性が特徴です。

双葉町に工場を置く浅野撚糸が今回、開発した「超無撚糸(ちょうむねんし)」と呼ばれる次世代の糸が使われています。この糸は、通常よりも「撚(よ)り」を少なくして空気を多く含ませることで、吸水性を高め、優しく柔らかい肌触りを実現。また、他の糸と比べても毛羽落ちが少なく、耐久性にも優れるということです。浅野撚糸は双葉町の工場で、およそ1年の試行錯誤を重ね、この糸を誕生させました。

浅野撚糸・浅野雅己社長「双葉町は、福島は、すごい町、すごい県だぞという”念”が込められた奇跡の開発です」

浅野社長

この「超無撚糸」で作られるタオル「わたのはな」は、27日から双葉町の事業所や福島市の「県観光物産館」などで販売されます。

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