非常に強い台風10号はゆっくりとした速さで九州の南の海上を進んでいて、今後発達しながら北上し30日にかけて大分県内を直撃するおそれがあります。

非常に強い台風10号は午前11時現在、鹿児島県奄美市の東およそ100キロにあってゆっくりとした速さで北北西に進んでいるとみられています。

中心の気圧は950ヘクトパスカル、最大風速は45メートルで中心から95キロは風速25メートル以上の暴風域、北東側330キロと南西側220キロは風速15メートル以上の強風域となっています。

台風は今後発達しながら北上し、予報円の中心付近を進むと30日頃、県内に最も接近し直撃するおそれもあります。台風の接近に伴い、県内には28日から暖かく湿った空気が流れ込んで大雨となり、29日からは海上を中心に非常に強い風が吹いて、うねりを伴った大しけとなるおそれがあります。

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