北方四島の元島民などでつくる千島歯舞諸島居住者連盟の前の理事長脇紀美夫さんが、8月26日に亡くなりました。83歳でした。
脇紀美夫さんは国後島出身で、2003年から3期にわたり、北海道羅臼町長を務め、知床の世界自然遺産登録にも力を注ぎました。
その後は千島連盟の理事長として、約8年間にわたり、北方領土の返還運動に取り組んできました。
2023年5月に理事長を退いてからも顧問として携わっていましたが、26日未明、釧路市内の病院で亡くなりました。
83歳でした。
千島連盟の角鹿泰司理事は、「これからの運動についてアドバイスをもらっていた。惜しい人を亡くした」と話しています。
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