強い台風10号は鹿児島県奄美市の東の海上を発達しながら進んでいて、その後、ゆっくりとした速さで西日本に接近するおそれがあります。
台風10号は27日午前9時には奄美市の東の海上をゆっくりとした速さで西北西に進んでいると見られます。
中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルとなっています。
台風から離れているところでも湿った空気が流れ込み、東海地方では午前中線状降水帯が発生して災害発生の危険度が急激に高まるおそれもあり気象庁が注意を呼びかけています。
台風10号は29日には屋久島付近で一時非常に強い勢力になり、その後、強い勢力で30日には九州付近に接近するおそれがあります。
その後、31日から9月1日にかけて近畿付近から中部地方を通過する可能性もあります。
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