航空自衛隊三沢基地は、課程教育の中で行われた試験で不正行為をしたとして、基地所属の1等空士を懲戒処分としました。
処分を受けたのは、三沢基地警戒航空団第1整備群所属の20代の1等空士です。
三沢基地によりますと、この1等空士は2024年3月26日に課程教育の中で行われた試験で出題範囲を消しゴムに書き込んで持ち込んだということです。
同期の隊員が不正行為に気付き、試験官に報告をしたことで発覚しました。
調べに対し隊員は「試験の成績が悪くこのままでは修了できないと不安に思っていた」と話しているということです。
航空自衛隊三沢基地は26日付けで減給1か月の懲戒処分としました。
三沢基地の藤田輝章司令は「三沢基地に所属する隊員が不正行為をはたらいたことは誠に遺憾です。当該隊員に自戒を促すとともに引き続き隊員育成に努めてまいります」とコメントしています。
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