静岡県伊東市は、市内の出張所で受け取った市税等納付金5万2千円が不足していた事態に対し、戒告処分としました。

戒告処分となったのは伊東市市民課の50代の課長補佐です。

伊東市によりますと2024年4月、市内の出張所で領収した市税等納付金について、納入済み通知書と照合した際、合計金額が5万2千円不足していたことが判明しました。

職員からの事情聴取や防犯カメラの検証を進めましたが、原因特定に至っておらず、市では管理方法に問題があったとして地方公務員法第33条に基づき、公金管理の責任者の立場から課長補佐を8月26日付で戒告処分としました。

市では再発防止策として、市内に4か所あるすべての出張所に対し、複数人で確認作業を行うなど公金の取り扱いについて基本的な事務処理の徹底に努めるとしています。

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