自民党と立憲民主党は9月にそれぞれの党首選挙を控えるなか、秋には解散総選挙の可能性もささやかれています。
立憲民主党は24日、党本部の幹部が来県し、次の選挙での政権交代を訴えました。



立憲民主党 長妻昭政調会長:
「皆さんが行動していただくことが日本の政治を変えることにつながる」

立憲民主党県連は24日、党本部から長妻昭政調会長が来県し街頭活動や講演会などで自民党の裏金問題を強く批判し、次期衆院選での政権交代を訴えました。

立憲民主党 長妻昭政調会長:
「代表選、総裁選が終わりますと、決戦の夏ではなくて決戦の秋」
「なんとか次こそ政権を取らないという事で我々努力している所です」

自民党総裁選と同様に立憲民主党は代表選挙が9月7日に告示、23日に投開と開票が行われ、枝野幸男前代表のほか泉健太代表や野田佳彦元総理の出馬が取りざたされています。

取材に対して小沢雅仁県連代表は「状況を見ながら熟慮したい」としていて中島克仁衆議院議員は野田元総理の擁立を目指すとしています。

立憲民主党 長妻昭政調会長:
「裏金の話一切触れていないわけですから自民党の総裁選は。そういう本質的な中身のある議論はどちらの総裁選、代表選でなされているかという視点で、我々の方がという見方をしてもらえるような形にしていきたい」

一方、次の衆院選挙で候補者が決まっていない2区には県内ゆかりの男性の名前が浮上し、擁立作業を進めています。

立憲民主党 小沢雅仁県連代表:
「山梨にゆかりのある方で、これからも面談を進めて現段階で具体的な話を申し上げる状況にはありませんけれど、2区の候補者擁立を全力で早急に取り組んで参りたい」

自民党、立憲民主党それぞれの党首選挙の先に浮かぶ3年ぶりの解散総選挙。
政治の秋、選挙の秋の足音はすぐそばまで迫っています。

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