26日（月）午後3時時点で日本の南の海上にある「台風10号 サンサン」は、ゆっくりとした速度（20 km/h）で西北西へ進んでいます。
台風の"中心"が、予報円の中に入る確率は70％。26日時点では「九州・四国・中国・近畿・東海・北陸・関東甲信・東北」までがすっぽりと予報円の中に入っています。
【画像で見る】この先の進路予想・雨風シミュレーション 27日（火）～31日（土）
これまでよりも、大幅に西寄りの進路予想になり、29日（木）頃から、暴風域を伴ったまま、強い勢力で接近する可能性が高くなってきました。
台風の進路予想は、気象庁の予報を参考にしていただきたいですが、世界各国のスーパーコンピュータでは、どのようなシミュレーションをしているのでしょうか。
ヨーロッパ中期予報センターの上空1500m付近の強風エリアや、海面気圧の予想を見ると、29日（木）ごろに西日本で停滞する予想です。
また、アメリカ大気庁NOAAの予想では、28日（水）に発達した状態で、九州・四国を直撃する予想になっています。
日本のスーパーコンピュータの予想では、台風が近づく前から湿った空気が入るため、太平洋側は局地的に大雨のおそれがあります。
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