福島県いわき市は26日、市発注の工事で、予定価格に誤りがあったため、落札者との契約を解除したと発表しました。

いわき市によりますと、いわき市平字旧城跡地内の「磐城平城・城跡公園整備工事(仮称)」で、設計書を作る際、諸経費の適用に誤りがあったため、予定価格を過大に積算していました。

このため、本来の落札者とは異なる業者が落札者となり、契約を締結しましたが、落札できなかった業者からの問い合わせを受けて再積算した結果、誤りが判明しました。

市は、工事の落札者と応札者に、個別の説明を行い、契約を解除しました。今後、設計内容を精査し、再度入札をするということです。

市は、再発防止のため、チェック体制の再構築を行い、適切な事務処理に努めるとしています。

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