創業60周年を迎えた、福島市の仏壇仏具専門店「ふくば」は、24日、店舗2階のギャラリーで「提灯供養祭」を行いました。

この供養祭は、家庭で処分に困った提灯や、飾り切れない提灯などを預かり、供養することで「地域の人たちのためになれば」と、ふくばが初めて企画したものです。

供養祭には、あわせて268の提灯が事前に寄せられ、安洞院の横山俊顕住職が読経する中、参加者たちが焼香をして、供養しました。

また、横山住職による『残るもの、のこらないもの』と題した法話会も行れ、参加者たちは真剣に耳を傾けていました。

供養祭について、参加者の女性は「20年以上前のものや、古くからあげていた提灯を供養してもらえて助かった。今回7灯の供養をお願いしたが、こういう機会をいただけたので安心して納めることができた。今後もぜひ続けてほしい」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。