今年3月に打ち上げが失敗した民間の小型ロケットについて、今年12月を目標に再び打ち上げに挑戦することが発表されました。

 今年3月、和歌山県串本町の発射場から打ち上げられた民間の小型ロケット「カイロス」の初号機は、発射から5秒後に機体が爆発。打ち上げは失敗しました。

 打ち上げた『スペースワン』は失敗の原因について、「想定よりも推力が低く速度が到達していなかったため」だったと明らかにしました。

 (スペースワン 遠藤守取締役)「速度や位置が所定のところまで到達していない。これではミッションが達成できないとして(ロケット自らが判断して)飛行を中断し破壊してしまった」

 スペースワンは原因が特定できたとして、和歌山県串本町の発射場から今年12月を目指して2号機の打ち上げに向けて準備を進めているということです。

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