岐阜県高山市の飲食店でノロウィルスが原因の食中毒が発生し、保健所はこの店を当面、営業停止処分としました。

食中毒が発生したのは、高山市荘川町新渕の飲食店「銀花(ぎんか)」です。

県によりますと4月9日の夜、高山市内の医療機関から「仕出し弁当を食べた複数の人が嘔吐などの症状を訴えている」と保健所に連絡がありました。

県によりますと、症状を訴えたのは20代から60代の男女あわせて17人で、いずれも前日に、この店の仕出し弁当を食べていたということです。

弁当には、鶏唐揚げ、アジフライ、煮物(がんも、サトイモなど)、だし巻き卵、ご飯、サラダなどが入っていたということです。

患者とこの店の従業員の便からノロウィルスが検出されたことから、県は仕出し弁当が原因の食中毒と断定。12日から再発防止策が講じられるまで、「銀花」を営業停止処分としました。患者らはいずれも快方に向かっているということです。

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