舞台芸術に使用する機材などの搬入作業を安全に行ってもらおうと、県内の舞台技術者を集めたワークショップが那覇文化芸術劇場なはーとで開かれました。

神里晏朱 記者
「トラックの荷物を下ろす際、ヘルメットの着用と、こちらの昇降装置の設置が、去年10月に義務付けられました」

トラックの荷下ろし作業については、作業中の事故を防止するため、去年10月、トラックに昇降装置の設置が義務付けられるなど、法改正が行われたほか、ことし2月には昇降装置を操作する人が安全講習を受けることも義務付けられています。

今月23日、「なはーと」で開かれたワークショップには日頃、機材やセットなどの荷下ろしに昇降装置を使用する舞台技術者40人が参加しました。

参加者
「(昇降装置を使う際に)流れ作業的になってしまうことを、きちんと安全確認、周囲の確認など、そういうことをやるっていうことを大事にしないといけない」

昇降装置などを使用した荷下ろしは作業が効率化される一方、誤った操作方法による事故で死亡者が出ているため2月の法改正では安全講習を受けさせなかった事業者への罰則も科されることになっています。

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