ブリ養殖が盛んな大分県佐伯市蒲江にブリの加工施設が建設され24日現地で完成を祝う式典が行われました。

落成式には大分県漁協の関係者や生産者などおよそ100人が出席し、テープカットをして完成を祝いました。JFおおいた蒲江加工センターは養殖ブリの処理施設として大分県漁協が総事業費およそ24億円をかけて建設。フィーレを2分割した「ロイン」や皮を除いた「スキンレス」など需要が高い商品の生産ラインが導入されています。

大分県漁協経済事業部 高橋正興部長「フィーレだけでなく、それから先の3次加工の設備を追加しているのでそういった商品ニーズに応えられるように(施設を)作っています」

大分県漁協では当面、既存の米水津の施設とあわせて年間100万匹の養殖ブリの処理を見込んでいます。蒲江加工センターは今年10月に本格稼働する予定です。

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