富山県富山市と岐阜県高山市にまたがる北アルプスの標高2500メートル付近で、富山県南砺市の介護士の70代女性が滑落し、足首の骨を折る事故がありました。

きのう23日午後0時半ごろ、女性は黒部五郎岳山頂から黒部五郎小舎を歩行中、ぬかるんだ道で足を滑らせ転倒しました。女性は、転倒した場所から約500メートル離れた黒部五郎小舎まで自力でたどりつきましたが、きょう24日午前5時5分頃、けがの程度が戻らず、痛みのため、自力で歩くのが困難となり、山小屋の従業員を通じて、太郎平小屋に常駐する山岳警備隊に救助要請しました。

女性は、午前8時3分ごろに県警ヘリ「つるぎ」で救助され病院に運ばれました。女性は左足首の骨を折る重傷です。

警察によりますと、女性は知人18人のパーティーで登山をしていたということです。

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