大阪府の公立高校の一般入試について、府の審議会は入試日程を前倒しにする答申を提出しました。

 8月23日、専門家による審議会から大阪府教育委員会に提出された公立高校の改革案。毎年3月上旬の入試日程を、私立に近い2月下旬に前倒しするよう提案されました。

 大阪府では今年から私立高校の完全無償化が始まり、公立高校は全体の約半数が定員割れ。そんな中、日程を早めることで中学から高校へ生徒の情報を丁寧に引き継ぐための期間を確保し、「公立ならではの魅力」をつくるねらいがあるといいます。

 今後、大阪府教育委員会は具体的な調整を進め、早ければ再来年にも入試日程を前倒しするということです。

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