兵庫県知事の「パワハラ」疑惑。8月23日、県議会の百条委員会で県の職員6人に対して証人尋問が行われました。

 兵庫県の斎藤元彦知事(46)のパワハラ疑惑などを告発した文書を調査する百条委員会は23日、議員や事務局職員以外には非公開の秘密会形式で、職員6人に対して証人尋問を行いました。

 終了後の会見で、委員長らは「職員から明確に『パワハラを受けた』という証言はなかった」とする一方、「県の幹部に文具を投げつけた」や「20m歩かされただけで激怒していた」など具体的な目撃証言があったと明かしました。

 (百条委員会 奥谷謙一委員長)「厳しい叱責を受けたことがあるという人は結構おられた。『これがパワハラにあたるのか自分では判断できない』という人もいたし、そこはこれから我々が聞いた事実を、パワハラに当たるのかしっかり評価したいと考えています」

 8月30日には全面公開の形で斎藤知事への証人尋問が行われる予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。