兵庫県知事の「パワハラ」疑惑ですが、きのう、県議会の百条委員会で県の職員6人に対して証人尋問が行われました。

兵庫県の斎藤元彦知事(46)のパワハラ疑惑などを告発した文書を調査する百条委員会はきのう、議員や事務局職員以外には非公開の秘密会形式で、職員6人に対して証人尋問を行いました。

終了後の会見で、委員長らは「職員から明確に『パワハラを受けた』という証言はなかった」とする一方、「県の幹部に文具を投げつけた」や「20メートル歩かされただけで激怒していた」など具体的な目撃証言があったと明かしました。

百条委員会 奥谷謙一 委員長
「厳しい叱責を受けたことがあるという人は結構いた。『これがパワハラにあたるのか、自分では判断できない』という人もいたし、そこはこれから我々が聞いた事実がパワハラに当たるのか、しっかり評価したい」

今月30日には全面公開の形で斎藤知事への証人尋問が行われる予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。