多発するゲリラ豪雨にさまざまな対策が登場しています。ゲリラ豪雨に遭遇したらどんな行動を取ればいいのでしょうか?
屋外でゲリラ豪雨に遭遇した場合、どんな行動を?
加藤シルビアキャスター:
ゲリラ豪雨に遭遇したらどのような行動をとれば良いのでしょうか。
8月21日、東京・港区付近で1時間に約100ミリの雨が降り、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
気象予報士の森田正光さんよると、「この時は1時間程で止んだ。短時間で通り過ぎることが多いので、こまめに雨雲の動きを把握する必要がある」ということでした。
ピンポイントで精密な情報がわかるアプリをダウンロードしておいた方がいいということです。
災害危機管理アドバイザーの和田隆昌さんによると、屋外にいた場合は「一旦、屋内に避難。その際、避難できる場所を探しておく」ことが大事だということです。
21日に発表された「記録的短時間大雨情報」について、TBS解説委員(災害担当)の福島隆史記者は「6割程度の確率で何らかの災害が発生したといった研究もあるので、より注意が必要」と警戒を呼びかけていました。
車の運転中はどうすれば? JAF担当者「普段からタイヤの溝のチェックを」
加藤キャスター:
車の運転中にゲリラ豪雨に遭遇したらどうすればいいのでしょうか。
高速道路を走行していた場合、前が見えづらくなるので、昼間でもライトを点灯するようにしてください。この際、ハイビームだと乱反射してしまうので、ロービームにするということです。周囲に自分の車を認識させるということが大切になってきます。
また、安全な速度で走行し、近くのサービスエリアやパーキングエリアで待機するようにしましょう。路肩での待機は追突のリスクがあるためNGです。
一般道の場合、道路冠水時は深さにかかわらず運転はしないようにしてください。
また、道路上で停車せずに安全が確保できる駐車場で待機するようにしてください。
JAF担当者によると、「特に高速道路ではタイヤが滑り、コントロールができなくなる場合があるので、普段からタイヤの溝のチェックが重要」ということでした。
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
今の車は電気系統が多いですから、水との相性が良くないですよね。
保険に水没での保障などが入っているかどうかの確認はしておいた方がよさそうですね。
日比麻音子キャスター:
保険の見直しも含めて、対策や準備は様々なパターンを考えないといけませんね。
今村さん:
タイヤの状態で状況が変わってくると思うので、こまめに点検などはしておいた方がいいですね。
山内あゆキャスター:
雨の時、自転車のタイヤは滑りやすいので、確認してみようと思います。
加藤キャスター:
連日続いているゲリラ豪雨ですが、23日は午前6時すぎに愛知県一宮市で大雨となりました。
この後、ゲリラ豪雨があるのかどうか、森田気象予報士は「23日夜から週末にかけて、引き続き警戒が必要」としています。
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<プロフィール>
今村翔吾さん
「塞王の楯」で第166回直木賞受賞
歴史・時代小説家
30歳までダンス講師
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