尾道市で特産のイチジクの出荷が最盛期を迎えています。
完熟して十字に割れた「蓬莱柿(ほうらいし)」という品種のイチジクです。プチプチとした食感に上品な甘みと程よい酸味があるのが特徴です。
およそ270戸の農家がイチジクを栽培する県内一の産地・尾道市では生産者が傷つきやすいイチジクを丁寧に扱いながら出荷作業に追われていました。
ことしは成長する7月から8月に雨が少なかったため、出荷量は例年と比べると減りそうですが、甘味が強く育っているそうです。
JA尾道市いちじく部会 高橋泰登部会長
「甘味と酸味がバランス良く出来ています。みなさん、どうぞ食べてください。よろしくお願いします」
JA尾道市によりますと、尾道のイチジクの出荷は10月末まで続きおよそ215トンが県内や岡山、大阪などの市場に届けられるということです。
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