大阪・ミナミの宝飾店で起きた強盗殺人事件。男の精神状態などを調べる鑑定留置が始まりました。

 中国籍の后馭波容疑者(27)は8月7日、大阪市中央区の心斎橋筋商店街にある宝飾店で、販売価格約6300万円の高級腕時計を奪い、店員の弘中辰弥さん(30)を刃物で刺して殺害した強盗殺人の疑いで逮捕・送検されています。

 捜査関係者によりますと、后容疑者は事件の3日前に来日し、その日のうちに宝飾店を訪れ、腕時計の在庫を確認。事件前日には犯行で使用した「牛刀」をミナミで購入していたことが新たに分かりました。

 大阪地検は后容疑者の犯行時の精神状態を調べるため、8月23日から12月までの約4か月間、鑑定留置を行うということです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。