長野県軽井沢町でご静養中の上皇ご夫妻が、23日、戦後、旧満州から引き揚げてきた人たちが入植した大日向(おおひなた)開拓地を訪問されました。

上皇ご夫妻は、午前10時半ごろ大日向地区を訪れ、昭和天皇の御巡幸(ごじゅんこう)の記念碑や、開拓地のキャベツ畑を散策されました。

高原の涼やかな風が吹く中、上皇さまは上皇后さまの手をとり、「広い畑ですね」などと和やかに言葉を交わしながら、畑の中を散策されていました。

ご夫妻と言葉を交わした農家:
「ご壮健でと言いました。安心しましたよ」

ご夫妻のお見送りをした女性:
「すごくにこやかに手を振ってくださって、思わずこちらもこういう感じで。(滞在中は)ご自分の時間を楽しまれるといいなと」

ご夫妻は、29日まで軽井沢に滞在される予定です。

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