宮城県蔵王町のJAみやぎでナシの出荷作業が始まり、生産農家らが収穫作業の安全などを祈願しました。

蔵王町梨選果場で行われた安全祈願祭には、農家やJAの関係者らおよそ50人が出席しました。23日朝早くから選果場には「幸水」およそ4トンが運び込まれ、糖度などを測定する光センサーを通したのち大きさで選別しながら箱詰めしていきました。

JAによると今年は春先の気温が高い日が続きましたが、凍霜害や病害虫の発生もなかったということです。

JAみやぎ仙南蔵王地区なし部会 齋藤秀俊部会長:
「かなりみずみずしく、甘い梨に仕上がっております。冷やした状態で食べていただくとかなりおいしいと思います」

JAみやぎには蔵王町内のおよそ半分にあたる約70軒の農家が梨を出荷していて、シーズン中、およそ450トンの出荷を見込んでいます。

また、9月1日には毎年恒例の「みやぎ蔵王梨まつり」も開催され、市価より2割ほど安く買い求めることができます。

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