8つの府県と4つの政令指定都市が参加する関西広域連合の委員会が、22日、鳥取県内のホテルで開催されました。その中には、パワハラやおねだり問題の渦中にいる兵庫県・斎藤知事の姿も。疑惑について、メディアの前で語ったこととは？

22日、鳥取県伯耆町のホテルには、8府県・4市からなる関西広域連合の構成自治体の知事や市長らが集まり、委員会が開かれました。

会では、今月8日に発生した宮崎県日向灘を震源とする地震に対する対応や課題、南海トラフを含めた防災対策のほか、来年4月から開催される大阪・関西万博の進捗状況などについて話し合いや情報共有が行われました。

その後、皆で大山まきばみるくの里に移動し、集合写真を撮影する場面も。鳥取県の平井知事、大阪・関西万博に期待をのぞかせます。

鳥取県　平井伸治知事
「大阪関西万博のエリアから全国、こうして大山も含めて回ってもらおうと衆議一決したところです。みんなで頑張ろうという風に声を上げさせていただきました。ここはおいしいソフトクリームもありますがパクパク・バンパク食べましょう！」

各県の知事らが和気あいあい過ごす中には…
パワハラやおねだり疑惑の渦中にいる兵庫県の斎藤元彦知事の姿も。

「カキ加工所で贈答品を公用車に積み込むのを目撃した」
「スポーツメーカーとの面談で、『その靴欲しいです、白い靴ほしいです』としたとの面談記録を読んだ」

斎藤知事をめぐっては、疑惑を調査する百条委員会が県職員にアンケートを実施。様々な証言が明らかになっています。

委員会後、メディアに囲まれた斎藤知事は…

兵庫県　斎藤元彦知事
「県産品に関する受領というのはこれまでも私の前の知事の時から適宜社会通念上の範囲内で受領することはあったことですし、それを踏まえて私も適切に対応してきた」
Q．カニとカキこれまで個人的な受領はないと言っていたが実際にもらった記憶は？
「県産品についてはあくまで県としての受領をさせていただいた。それで賞味するものとかについては、個人で食べさせていただいたり味わうことはありました。」
Q．あくまで県としての受領だということですね？
「県としてもらったが個人で食べた」

そのほかの疑惑についてはコメントを控えるとしました。
百条委員会では、あすから職員らの証人尋問が始まります。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。