UNDP、国連開発計画のアフナ・エザコンワ アフリカ局長が20日、長岡市を訪れ、アフリカの課題解決に取り組む長岡技術科学大学の学生や教授らと意見交換を行い、互いの理解を深めました。

このAFRI-Converceはアフリカの開発などについての課題を有識者や一般市民が
対話し、解決策を考えようと国連開発計画が6年前から各地で開いているもので、
今回は長岡技科大やJICA国際協力機構と共同で開催しました。
国連開発計画は、貧困や格差、気候変動といった問題の解決をはかるため、
様々な支援を行っている国連の主要な機関の一つです。
国連開発計画の総裁補でもあるアフナ・エザコンワ アフリカ局長は、政府レベルのアフリカ開発会議TICADの閣僚会合が東京で開催されるのにあわせて、
来日しました。

ミライエ長岡で開かれたイベントでは、エザコンワ局長もパネリストを務める中、長岡技科大の斎藤祐功さんがアメリカミズアブの幼虫を活かして生ごみを肥料や
飼料に変える装置を考え、ケニアで実証実験を行った取組を紹介し、継続して挑戦する重要性を訴えました。

エザコンワ局長は、アフリカで社会課題の解決をサポートしてきた長岡技科大について、「とても先駆的な取り組みであり、感銘を受けた。長岡で多くの若者がイノベーター(革新者)として育っていると思う。特に重要なのは技術的な革新だけでなく実際の現場に足を運び、コミュニティの中で共創を推し進めているのがユニークだ」と高く評価していました。

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