鹿児島市の南ふ頭で今月21日、サツマイモの害虫「アリモドキゾウムシ」が見つかりました。

アリモドキゾウムシは、アリに似た体長6ミリほどのサツマイモの害虫で、もともとは十島村・口之島以南の地域や小笠原諸島に生息しています。

県によりますと、21日午後、鹿児島市本港新町の南ふ頭に設置された調査用のわなに、オスの成虫1匹がかかっているのが見つかりました。県本土でアリモドキゾウムシが確認されたのは、今年度初めてです。

貨物などに付着して運ばれてきた可能性があることから、県、鹿児島市、門司植物防疫所は、発見場所から半径2キロの範囲で、わなを増やすなどして、ほかにもいないか調べる方針です。

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