2023年12月に静岡県東部地域に住む40代男性の自宅に訪問販売に訪れ、屋根の状態などについて虚偽の情報を伝えて工事代金約25万円をだまし取ったとして、2024年8月20日から21日にかけて男5人が逮捕されました。

詐欺と特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、東京都府中市の建設業の男(32)、横浜市港南区の無職の男(28)、横浜市中区の無職の男(32)、横浜市港南区の自称会社員の男(24)、滋賀県草津市の解体業の男(36)の計5人です。

警察によりますと、5人は共謀して2023年12月に静岡県東部地域に住む40代の男性の自宅を訪れ、男性に対し「お宅の棟板金が浮いてずれている状態が見えました」「屋根の塗装が剥げていますよ。雨漏りの原因になっちゃいますよ」などと虚偽の情報を伝えたということです。5人の男は男性と工事の契約を結ぶ際、男性に対して本来伝えるべき告知をせず、男性から工事代金として現金約25万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察は捜査に支障があるとして5人の男が容疑を認めているか明らかにしていません。

警察によりますと静岡県東部地域では、訪問販売による詐欺の被害が2024年8月までの1年間で少なくとも10件以上発生していると見られています。

警察は今回逮捕した5人には余罪があると見て捜査を進める方針です。

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