これまでにない昆虫食の販売が23日から始まりました。

ポップコーンの中に潜む黒い物。

何かというと…信州産「お蚕様」のサナギです!

信濃毎日新聞社では、環境問題や食料難に対応する昆虫食の可能性を探ろうと、これまでにコオロギを練り込んだチョコや、ハチノコのフィナンシェなどを開発してきましたが、今回はブラックペッパー味のポップコーンとカイコのサナギの組み合わせに…。

古畑キャスター:
「中どうなっているんでしょうか開けてみます。うわ、もろ蚕です。かなりこの段階からインパクトあります」

作り方は通常のポップコーンと同じ。

使われているのは岡谷市の製糸所の蚕で、一つの商品に15匹が入っています。

試食した古畑キャスター:
「かなり香ばしいです。おつまみ感がありますね」

信濃毎日新聞社・ビジネス開発部・白井政孝次長:
「食べなれない方も、みんなでアウトドアのシーンとかで『こんな食べ物あるんだよ』と言ってちょっとわいわい言いながらも食べてみたら、昆虫食ってこんな感じなんだという入り口になるような体験をぜひしていただければなと思っています」

商品化に当たって社内で行った試食では、「歯ごたえが良くて香ばしい」、「家族や友人をビックリさせるのにぴったり」といった意見の一方で、「見てくれがちょっとあまりに」と言って試食を拒否した人もいたということですが、ぜひポップコーンとカイコのサナギの異なるサクサク食感を楽しんで欲しいということです。

商品は70グラム入り税込み650円で、信濃毎日新聞の長野と松本本社で、23日から販売されています。

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