閉店後の弁当販売店に侵入し、現金およそ27万円が入った金庫を盗んだ疑いで男4人が逮捕されました。同じ時間帯に他にも同様の被害があったということです。

逮捕されたのは
高知県香南市吉川町の会社員の男(39)
兵庫県高砂市西畑の建設作業員の男(57)
愛媛県西予市宇和町の土木作業員の男(54)
住居不定無職の男(45)の4人です。

高知南警察署と南国警察署の調べによりますと、4人は5月25日の午後11時ごろから翌26日の午前7時半ごろまでの間に共謀の上、高知市内の弁当販売店に侵入し、現金およそ27万円が入った手提げ金庫を盗んだ疑いが持たれています。

事件当時、店は閉店していて無人の状態で、男らは店舗の裏にある窓ガラスを工具で割って、侵入したということです。

26日の午前中に出勤してきた従業員が「窓ガラスが割られて誰かに入られている、売上金が盗まれている」などと警察に通報したことから事件が明らかになりました。

店内には防犯カメラも設置されていたということですが、途中から男らに電源を切られたということです。

また、事件当日の同じ時間帯には南国警察署管内の被害に遭った弁当販売店と同じ系列の店舗が、同じ時期には南国署管内の複数の民家などが同様の手口の窃盗被害に遭っているということです。

4人は顔見知りで調べに対し、おおむね容疑を認めているということです。

警察が4人の詳しい役割分担や動機、他の事件との関連性などについて調べています。

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