島根県は20日、大雨で崩落した出雲市日御碕地区の県道について、一般車も通行できる新たな迂回路の工事に着手していると明らかにしました。9月中旬の完成を目指します。

県道大社日御碕線は7月9日の大雨で一部区間が崩落し、日御碕地区が孤立しました。
その後、緊急車両用の迂回路を経て、8月11日には地区住民等の指定車両限定ながら片側交互通行で往来可能になっています。

しかし一般車両は依然通行出来ないため、夏休みの観光に大きな打撃となり、新たな迂回路開設が切望されていました。

県によると、ボーリング等での調査、検討が整ったとして片側交互通行で一般車両が通行できる新たなルートに工事着手したということです。今後、具体的な供用開始日が判明次第、公表するとしています。

ただ車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上の大型車両は引き続き走行できず、こうした車両も利用可能な仮設迂回路の整備については、ルート設計を現在進めているということです。

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