4月の補欠選挙に敗北し空席になっている衆議院島根1区の候補者について自民党島根県連は、20日の選挙対策員会で、30日に開く選挙対策委員会で各委員から立候補の意思がある人を挙げてもらい、具体的な検討に入る方針を決めました。

(インタ)自民党島根県連・園山繁幹事長
「30日の選挙対策委員会で具体名をきちっと上げて行こうと。公募はするかも知れないし、しないかも知れない。(Q30日に決めると?)うん。誰(の名前)も上がらない場合もあるかも知れません。(Q30日に?)うん。だからそうなってくれば公募せざるを得ないかも知れんし」

ただ、全く具体名が出ない事態は想定していないとし、最終的に地域支部を交え、何らかの選考方法で決定するとしました。

(インタ)自民党島根県連・園山繁幹事長
「地域支部の人に受け入れて頂いてこの人を出そうと。この人で(補選で当選の立憲)亀井(亜紀子)先生と戦おうと。そういうコンセンサスが得られる候補者を擁立しなきゃいかん」

また自民党本部が岸田文雄総裁の後任を選ぶ総裁選挙を9月に行い、直後の解散総選挙も予想されることから、新たな島根1区の候補者選考を急ぎたい考えも示しました。

(インタ)自民党島根県連・園山繁幹事長
「総裁選の告示が9月12日ということ、きょう発表になってるので。少なくともそれまでには、きちんとした答えを出さないといけない。少なくとも総裁選挙が始まる前には候補者をきちっと決めたい」

一方、総裁選では、県連が特定候補者の支持などの意思表明をしないよう党本部から通達が来ているとし、鳥取県選出の石破茂元幹事長が出馬の意向を示していることについての質問には回答を避けました。

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