将棋の藤井聡太七冠が王位戦七番勝負の第4局に勝ち、自身二つ目となる永世称号「永世王位」に王手をかけました。

藤井七冠が渡辺明九段の挑戦を受ける王位戦七番勝負。第4局は19日から佐賀県唐津市で行われ2日目の20日、藤井七冠が百手で勝利し、これでシリーズ3勝1敗と、タイトル防衛に王手をかけました。

藤井七冠は「距離感をつかむのが難しい将棋だったかなと思う。しっかり対局に向けて状態を整えていきたい」とコメント。

一方、敗れた渡辺九段は「基本的には厳しい局面が続いているなという認識。ちょっとまずい将棋をさしてしまった。あまり日程ないですけど、できる準備をしてのぞむしかない」とコメント。

今回の王位戦で藤井七冠が防衛すれば5連覇となり先月、史上最年少で資格を獲得した「永世棋聖」に続き、二つ目の永世称号「永世王位」を獲得します。

大一番の王位戦第5局は今月27日から神戸市で行われます。

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