「不特定多数にランサムウェア感染させた容疑者」などと噓を言い、６０代女性から現金５３８０万円をだまし取った疑いで、住所不定無職の３８歳の男が逮捕されました。
詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは住所不定無職の松原和人容疑者（３８）です。
富山県警・滑川警察署によりますと松原容疑者は２０２２年６月下旬から８月上旬までの間、セキュリティ関連団体職員や警視庁の警察官を名乗って６０代女性に電話し、「不特定多数にランサムウェアを感染させた容疑者として捜査されている」、「逮捕を回避するために示談金を支払う必要がある」などと嘘を言い現金５３８０万円を振り込ませてだまし取った詐欺の疑いがもたれています。
また松原容疑者は２０２２年７月上旬から８月上旬までの間に、正当な払戻し権限がないにもかかわらず、コンビニのATMから現金２２４０万円あまりを引き出した窃盗の疑いももたれています。
警察は捜査に支障があるとして、いずれの容疑についても松原容疑者の認否は明らかにしていません。
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