札幌市の大通エリアに建設される高層ビル。
その上層階にアメリカ・ホテル大手=ハイアットグループの最上級ブランド、「パークハイアット」が入ることになりました。
平和不動産 土本清幸社長
「(ホテルブランドは)パークハイアットでございます」
地上36階、高さ185メートル。
延べ床面積は10万平米に迫る高層ビル。
大通公園の南側に面したホテルのロビーには、地域の文化や魅力を代表するアートなどが飾られ、地上27階から35階までに157室の客室が入ります。
特徴的なのは、大通公園を見下ろす長さ100mほどのテラスです。
建築家、隈研吾氏が外装のデザインを監修しました。
ハイアットアジアパシフィックグループ デービッド・ユデル プレジデント
「パークハイアットのブランドを札幌市というダイナミックな都市へ導入することで、一層充実した体験をお届けできるのを楽しみにしている」
アメリカ資本の大手ホテル「ハイアット」は、世界78か国、およそ1300の施設で29のブランドを展開しています。
中でも札幌市に開業する「パークハイアット」は、その最上位ブランドで国内では、東京、京都、北海道倶知安町に次いで、4か所目になります。
倶知安町の「パークハイアットニセコ花園」は今年、アメリカの旅行雑誌の読者による投票で、アップカントリー部門・第1位を受賞しました。
平和不動産 土本清幸社長
「札幌においてもエリア発展に、ランドマークビルは必至と認識している」
再開発を手掛けるのは、東京や大阪などで再開発事業の実績がある不動産大手。
札幌市を選んだ理由を本州の夏の気温上昇や地震のリスク、そして、観光産業としての期待をあげています。
世界中に4800万人いるという「ハイアット」の会員に、受け入れられることになるのか、開業は5年後、2029年の予定です。
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