鹿児島大学・水産学部の練習船「かごしま丸」が、遠洋航海実習のため、太平洋に向けて出航しました。
(実習生代表・黒岩滉さん)「1か月間の航海を終え、成長した姿をお見せできるよう精一杯頑張りたい」
鹿児島大学水産学部では毎年この時期に、2年生が練習船「かごしま丸」でおよそ1か月間かけてフィリピン海で遠洋航海実習を行っています。
20日の出航式では、学生24人と乗組員22人に、学校職員や保護者が航海の安全と無事の帰国を願いながらエールを送りました。
(鹿児島大学水産学部2年・倉内天寿さん)「共同生活をこんなに長い期間したことがないので、仲間と過ごす力をつけることができれば」
(鹿児島大学水産学部2年・好満知里さん)「マグロはえ縄漁に参加するのも初めてなので、水産学部生としてしっかり学んでその経験を活かしていきたい」
学生はマグロはえ縄漁を行うほか、これまで学んできた航海学や海洋気象学などを洋上で実践します。また、寄港するパラオでは現地学生と交流する予定です。
「かごしま丸」が鹿児島に帰ってくるのは来月19日です。
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