熱戦続く甲子園。19日、鹿児島県勢初の2年連続ベスト4に進出した神村学園。あす21日の準決勝に向け、20日も汗を流しました。

神村学園は19日の準々決勝で、島根の大社と対戦。1点リードで迎えた7回表、チャンスで4番の正林。主砲に今大会初タイムリーが生まれると、「正林が打って勢いに乗った」と、続く岩下・上川床も連続タイムリー。

投げては、ロングリリーフとなった早瀬が6回無失点に抑え、8対2で勝利。2年連続ベスト4入りを果たしました。

(早瀬朔投手)「チェンジアップとスライダーがよくて、抑えることができた」

19日夜の雨でグラウンドのコンディションが悪かったため、20日は淡路市の室内練習場で汗を流した神村ナイン。激闘から一夜明け、和やかな表情を見せていました。

19日、4回途中でマウンドを降り、悔しい思いをした今村投手は…

(今村拓未投手)「(監督に)勝ったからこそ反省できる部分があるので、準決勝はしっかり投げるよう言われた。次は気持ちを高く持ってバッターと勝負して、1球1球魂込めて集中して投げたい」

(川下晃汰主将)「緊張感あるゲームができたので、チームとしても士気が高まっているし、あと2試合決勝をするつもりでいるので、気持ちとして高ぶっている。ここまで来られたのも昨年の先輩方がベスト4という結果を出してくれた財産。先輩方の結果を超えられるように頑張る」

県勢30年ぶりの決勝へ。神村学園は、あす21日の第1試合で東東京代表の関東第一と対戦します。

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